旧久々野町(岐阜) 大沢山(1112.1m) 2019年11月2日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 13:15 林道入口−−13:30 林道分岐−−13:30 斜面取付−−13:42 巡視路に合流−−13:43 送電鉄塔−−13:48 大沢山−−13:52 送電鉄塔−−13:59 林道−−14:07 林道入口

場所岐阜県高山市
年月日2019年11月2日 日帰り
天候
山行種類ほぼ一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道入口に駐車スペースあり
登山道の有無あり
籔の有無送電鉄塔より先は笹藪だが軽く刈られている
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント山頂近くを通る林道を利用。林道入口の側溝にかかるグレーチングが落ち込んでいたので車で入るのを止めたが、下山後に手で直して強度確認したら車の重さに耐えられそうだった。林道は普通車で問題なく走行可能な路面状況。送電線直下で笹に出会うが巡視路に合流。送電鉄塔から山頂まで笹藪だが軽い刈り払いあり。山頂は笹藪と樹林で展望無し。送電鉄塔で展望を楽しめる。




林道入口。グレーチングが溝に落ちていて車は諦めた 林道入口近くの駐車余地
林道の路面状況は良好 斜面は笹もあれば無毛帯もある
林道分岐は右へ すぐに倒木があり斜面に取り付く
ここから斜面へ取りつく。道がありそうでない 適当に上を目指すと笹が登場
僅かな笹漕ぎで送電線巡視路に出た 送電鉄塔
送電鉄塔から見た木曾御嶽 送電鉄塔から見た北アルプス
送電鉄塔から見た笠ヶ岳。雪が無い 送電鉄塔から西はやっぱり笹
でも山頂まで軽く笹が刈られている 大沢山山頂。三角点周囲は刈り払われている
山頂標識 刈り払いは山頂から南へ下る
西へも刈り払いが伸びるがかなり怪しい 帰りは巡視路を辿るも薄くて見分けがつかない
尾根の途中で巡視路が不明になり適当に下る 林道に出た
そのまま林道を横断して下へ 往路の林道に出た
巡視路標識があるが道があるように見えない グレーチングを戻しておいた。強度はOKそうだった


・大沢山はスキー場のある船山のすぐ東隣の山。地形図を見ると山頂付近を送電線が通っていて、その近くを林道が通っているので、林道と送電線巡視路で山頂直下まで行くことが可能。ただし林道が普通車で通行可能かは不明。でもたぶんスキー場から1040m鞍部を越える方の林道は道幅があるので大丈夫だろう。

・旧久々野市街側からアルコピスキー場への道を上がっていく。さすがにこの時期はまだスキー場の準備はされていないが、あと1か月もすればスキー場開設に向けて動き出しているだろう。ちょっと心配だったスキー場より先の道も舗装のまま良好で、1040m鞍部を越えて南側へ下り、大沢山を取り巻くように通じる林道入口に到着。地面に落ちてフリーパスの鎖の車止めがあるが、少なくとも林道入口付近の道の状態は良好。しかし林道入口を横断する側溝にかかったグレーチングの1枚が側溝に落ちていて、残り2枚の間隔は軽自動車だとちょっと広すぎる感じが。タイヤ径の小さな軽自動車で溝にはまると厄介なので歩くことに。

・入口より奥の林道の状態も良好で普通車でも問題ないレベル。斜面を見上げると笹が蔓延るエリアと無毛地帯とが入り混じり、林道をショートカットするため斜面直登して大丈夫か判断が付かないため、素直に林道を歩くことにした。

・地形図通り標高1010mで林道が分岐。どちらの路面状況も良好で車が頻繁に入っている模様。送電線巡視路がどちらの林道にあるのか不明だが、とりあえず右の林道に入り1010m鞍部を目指すことにした。

・右の林道に入ってすぐに倒木が道を塞ぎ、その手前で作業道らしき入口を発見。斜面を見上げると笹は見られないのでここから上がることにした。入口だけ道があるっぽく見えるのだが植林斜面に入ると道らしき筋は非常に薄く、藪が無いので適当に登っていく。

・高度を上げて送電鉄塔が見えてきて尾根までもう少しというタイミングで笹が登場。左右どちらも笹が続いていて迂回できないように見えたので笹藪に突入。高さは胸位で視界を邪魔することはなく、密度も先ほどの高洞山よりも低く比較的に楽に進むことができた。

・笹に突入して1分ほどで不意に刈り払われた道に出た。送電線巡視路に間違いない。巡視路は右(東)から上がってきているので、私が取り付いた場所よりももっと先に巡視路入口があるのかもしれない。帰りに確認しよう。

・尾根直上にある送電鉄塔周囲は植林が無いため大展望が楽しめる。南東には僅かに白い木曾御嶽。北東には同程度の白さの乗鞍岳で、その左には結構な白さの槍ヶ岳〜南岳が見えている。その左側の笠ヶ岳、黒部五郎岳は南斜面を見ているからか、白さの欠片も無かった。北斜面には雪が残っているだろうけど南斜面でも11月で雪が無い北アルプスが近年は常態化していて、確実に温暖化が進行しているように感じる。山小屋は10月いっぱいまで営業できるのではなかろうか。

・送電鉄塔から三角点がある山頂までは笹藪かと思ったら、尾根直上には笹を刈った形跡があった。ただし刈り払いが古くて笹が伸びたのか、それとも最初から軽く刈っただけなのか不明だが、今は笹に埋もれかけている。それでもまっさらな笹藪より格段に歩きやすく、難なく大沢山山頂に達することができた。メインの刈り払いは南へと下っていくが、尾根上を西へと伸びる刈り払いもあった。ただしこちらはかなり薄く、どこまで続くのか怪しい状況だった。手製の山頂標識が一つあり。山頂周囲は樹林に覆われて展望は皆無だった。

・帰りは送電線巡視路を辿ってみたが、東尾根を下っているのではなく途中で進路を南に変えて下っていた。ただし笹藪帯を抜けて以降は非常に薄く、あるのかないのか見分けが困難なほど。送電鉄塔から南に落ちる小尾根に乗ったのは確実だが、途中からは完全に道を見失ってしまい、そのまま尾根を下った。この尾根も笹は無く歩きやすかった、最後は適当に下って往路の林道から西へ分岐する林道へ出た。

・林道から下の斜面にも笹が見えないので、このまま斜面を突っ切ってその下にあるはずの林道に出ることに。幸い、林道まで笹は出現せず歩きやすかった。往路に歩いた林道に出た付近で巡視路入口を示す標識が立っていたが、そこに道があるようには見えなかった。過去の経験上、東京電力の送電線巡視路はどこも1級の道だが、中部電力はそうとは限らない。

・林道入口に到着して、片側が側溝に落ちていたグレーチングを元に戻せるか持ち上げてみたら人力で持ち上がる重さで、端はうまく側溝に引っかかって元通りになった。試しに乗ってみたが体重ではびくともしなかったので、おそらく車で通過しても大丈夫だろう。

 

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